都市に「こもれび」空間を増やしたい。
近年、ヒートアイランド現象や都市の温暖化が世界共通の課題として議論されるようになってきました。これは、環境だけでなく、都市で活動するすべての人にとっての、健康やQOL(クオリティー・オブ・ライフ)に関わる問題だと言えます。
特に日本の夏は年々、非常に暑くなっています。毎年、真夏には「うだるような暑さ」に悩まされており、熱中症や脱水症状への具体的かつ根本的な対策が急務であることは言うまでもあり
ません。
このような暑さへの対策(暑熱対策)のひとつとして、私たちは、「都市に森を、街に安らぎと賑わいを」というコンセプトを提案しています。
森林の中で感じるような、涼しさと柔らかなこもれびに満ちた「心地良い空間」を”人工的に”創出し、さらに、都市ならではの楽しみや賑わいを加えた“いい街、いい空間”をつくり出すことができたら、夏の都市の過ごし方はより豊かに変化することでしょう。また、その経験から「この先もずっとここで暮らしたい、ここで過ごしたい」と思える街のあり方に思いを巡らせることができたなら、それはそれは根源的な意味で、都市温暖化対策の第一歩となるはずです。
こもれびシティプロジェクトは、暑熱対策から、心地良い都市のあり方、都市の未来を描いていくことを目的に、発足しました。
団体概要
社名 | 一般社団法人「こもれびシティプロジェクト」 |
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所在地 | 〒151-0001 東京都港区虎ノ門3-2-2 虎ノ門30森ビル4F |
TEL | 03-6860-5347 |
代表理事 | 保 清人(ランドスケープデザイナー) |
事業内容 |
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メッセージ
自然と調和した都市づくりを目指して
私たちは、「都市を一夜で森にする」ことができます。しかし、その空間のどこかに、木を植えることも進めていきたいと考えています。いつの日か、その木がこもれびを生み出すほど大きく育ち、そこに暮らす人々に心地よさや安らぎをもたらすことで、豊かでやさしい暮らし、持続可能な都市を形成する存在のひとつになれば、と願っています。